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ペット葬でもお礼の気持ちは大切

ペット葬では、略式が一般化しています。土葬や火葬のみ、人が亡くなったときのように通夜や告別式を執り行うことはマレです。犬や猫ちゃんが会葬者となれるはずもありませんから、ご自宅でお別れをしたのち、火葬(直葬)になります。ペット葬にかかった費用は、人の葬儀と異なり相続税控除の対象になることもありませんから、領収書の保管は必要ないでしょう。しかし、ペット葬を執り行ってくれた葬儀社がいるなら、お坊さん(僧侶)にお経を頼んだのなら謝礼は必要ですし、お手伝いの人に『志』『心づけ』を渡しましょう。これは、飼い主の感謝の気持ちを示すものになりますし、ペットということから受け取らない人もいらっしゃいます。その場合には葬儀社に任せるのが一般的で、スムーズに事が運びます。移動式となる火葬も含めて、運転手や火葬場の職員には志の気持ちを渡しましょう。これはマナーやルールではありません。お礼をしたい、そうした飼い主の気持ちを汲んでサポートしてくれる葬儀社も少なからずあります。会社の方針より、飼い主の気持ちを大事にしてくれるスタッフがいる話も耳にしますから、そうしたときに渡すのがいいでしょう。

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